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昇華転写印刷とインクジェット印刷で紙の波打ち(コックリング)を改善防止する方法

昇華転写印刷での紙の波打ち(コックリング)について

波打ち(コックリング)の仕組み上、昇華転写紙とインクジェットメディアは同じ原因で発生します。
原因が同じなので対策も同様の方法になります。
※以下、このページでは波打ち(コックリング)を波打ち、昇華転写紙とインクジェットメディアはメディアと呼びます。

波打ち(コックリング)が発生してしまう原因

波打ちは以下の原因で発生します。

  • インク量が多い。
  • メディアの厚みが薄い。

コピー用紙などに水滴を垂らすと紙が水分を吸収し波打ちます。
この現象と同じことが印刷をしていると起こります。

波打ち(コックリング)の対策

原因が2つだと分かっているのでしっかり対策しましょう。

  • インクの量を減らす。
  • ヘッドの高さを上げる。
  • メディアを厚みのあるものに変える。
  • 部屋の湿度を下げる。

インクの量を減らすことで発色が変わったり、ヘッドを高くし過ぎて印刷品質が落ちる可能性があるので注意してください。
また、部屋の湿度が作業中や保管中に高い環境だとメディアが空気中の水分を吸収して波打ちしやすくなります。
なるべく一定の湿度や温度に保つようにしましょう。

波打ちが少ない糊なし昇華転写紙(速乾)

昇華転写紙クイックドライ2

昇華転写印刷の出力サービスで20年以上の実績があるシステムグラフィオリジナルの転写紙です。

波打ちが少ない糊つき昇華転写紙(高発色)

昇華転写紙ハイスティッキー

波打ちが少ない糊つき昇華転写紙はハイスティッキーがおすすめです。生地ものに発色良くプリントできます。

波打ちが少ない水性インクジェットメディア

ニチエNIJ-MG

発色と乾燥性に優れたプレミアムフォトペーパーです。
高品質なポスター制作におすすめです。

波打ち(コックリング)が引き起こす不良とは

メディアが波打つことでヘッドを擦ってしまいます。
ヘッドを擦って傷めるとインクが詰まったり、最悪の場合ヘッド交換になり多額の費用がかかるだけでなく、納期の遅れや顧客離れにも繋がる可能性があります。
メディアやインクの無駄使いにも繋がりますので、波打ちを放置したままプリンターを稼働することは避けましょう。